07.JULY 2014
デザインって、依頼したらどのように進行していくものか、実際のウェディングカードの例で紹介したいと思います。
※あくまで私のやり方で、デザイナーによってまちまちだと思いますのでご参考までに。
まず、可能であれば直接お会いして打ち合わせをします。
作りたいもの、好みの色や形、参考にしたい画像、予算のことなど…ここでできるだけのご希望を伺います。
(遠方や時間の都合で直接が難しい場合は、メールのみでも可能です。)
内容をまとめ、お見積もりを送ります。
金額に納得いただいた時点で、いよいよデザイン開始です。
ざっくりエスキース(ラフのようなもの)をします。
この時は配色も既に決まっていたので、ラフに着色してイメージを固めています。
これは自分の中でのまとめ作業みたいなものなので、人に見せることは滅多にありません。
エスキースからデザインデータを作ります。
これを見てもらい、こっちのほうがいいな、もっとこうしたいな、という希望を伺います。
これ以降は、修正→チェックの繰り返し。
色やレイアウトのパターンを検討したり…
最終的に校了(印刷してもいいよ、という合図)をいただいたら、あとは印刷所にデータを送って完成を待ちます。
今回はウェディングのアイテムで説明しましたが、どんなデザインでも進め方はほぼ同じです。
実際の用紙に刷られた印刷物を手にする時は、毎回がうれしくもあり、ほっとする瞬間でもあります。
印刷物のデザインは、この納品がとてもリアルに感じられるというのが、好きなところの一つ。